西荻窪と俺
どうにもこうにも身体がだるい。
不眠症。家から出られない。電話に出られない。重症だと思うのはトイレに行くのも億劫だったりする。
読書をしたり音楽聴いたりするのは調子のいい時間に限られるのは当り前だけれど、1日の間に4~5回リートを多産する。
飲み会や演奏会などは、数日前から心身を調整して行動に移すようにしている。特に仕事の場合は休むわけにいかないので最優先だけれど、つくづく思うのは好きなことを収入の糧にしてきたことはラッキーである。
一般的にいう悩み?例えば「会社に行きたくない」とか「上司が嫌い」・・そういう事柄は僕にはあてはまらない。
何故なら我慢しながら生活するなんてくだらない事だとある日気がついて全部放棄したから。
学生時代に塾通いはおろか自宅で勉強したこともない。ただ読書だけは心掛けた。
小学校5年生の時になにかの用事で担任に呼ばれ職員室に行ったら、隣のクラスの先生が不味そうな親子丼を音を立てながら食べていた。半分腐敗したような卵の臭いがきっかけだと記憶しているのだけれど、学校と会社は人生を堕落させると学習した。当時見出した最悪の大人の姿だった。
つまり「人生どうにかなる」がモットーだったのだけれど、最近とても具合がおかしいから楽な生活をしていても心は別次元。歯車が合わないみたい。どうやら物事には限度があるようで、さすがにこのままではまずいと感じてきた。生きているのってこんなに大変だったかな。暫く仕事休みます。
それで、今は大丈夫。いわゆる谷間だ。花は咲いていないが、そうじゃなければブログなんか書く気分になるはずない。
月に一度の西荻窪はかかりつけの医師に会うため。順番がくるまでに時間があったので駅周辺を散歩してみた。かねてから変わった雰囲気の街だと気がついていたけれど、なんとなく全体的にもやもやしていることを発見した。この手の飲み屋は入ってはいけないように思う。吉永小百合と石原裕次郎を模した看板のつもりだろうが、もの凄く似ていない。普通「炎は呼ばない」と思う。敷金礼金仲介料0と対になり風俗店の入口のように見える。炎を呼ぶ男=9文字。 最近、文字を見ると分解して文字を数えたくなる。
パチンコ屋の前に象に跨る童子の姿。なんか六箇所あるらしいが「じゃあ全部見に行こう」と誰が思うのだろう。
六童子めぐり=8文字。
そういえばこの街には世間では評価の高いパン屋があって、気性の激しいオーナーが弟子に当り散らしている愚かな光景をテレビで見たことがある。暖簾わけだか分からないけれど、弟子が店をオープンさせる当日に入口でカンツォーネかなんか歌っていて(帰れソレントみたいの。パンだけ焼いてろ馬鹿)嫌な人だなと思った。とは申しましても美味しいのかもしれない。買うも買わないもあなたしだい。
裏道に釣具と書かれた「質屋」があった。
質屋って本能的に問屋と並び憧れの職業の一つ。アナグラムは「ながぐつやわり」合計7文字。
奇妙なガチャガチャは薬局の前。人体模型7文字。アナグラムは「けいたいもんじ」
気になる・・
「どうですか具合は?」
「・・」