2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

速度の問題

日曜日にちょいと気合いを入れて取りくみたいイベントがあって、資料を見つめていたらいつしか仕事モードに入ってしまい気がつけば朝になっていた。曖昧な記憶の中で、疾走する車窓から次々と美しい景色が現れ、長くは続かなかったけれど爽やかな情景が現れ…

録音の良し悪し

Richard Strauss: Capriccio - Salzburg, 1987 (Popp, Sch旦ne, Schmidt, Lind; dir. Stein) 上記の音声は1987年ザルツブルクで上演されたR・シュトラウス「カプリッチョ」 ルチア・ポップが素晴らしい。ホルスト・シュタインが指揮をしている。山路さ…

マゼール&ミュンヘンフィル ワーグナーとブルックナー3番に感涙

ロリン・マゼール指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団演奏会 4月18日 19時開演 赤坂サントリーホール ワーグナー歌劇「タンホイザー」序曲とヴェーヌスベルクの音楽 ワーグナー楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死 ブルックナー交響曲第…

サー・コリン・デイビスの死

サー・コリン・デイビスが亡くなったという。 最近はあまり気にしない存在でしたが、自室にはCDやレコードが幾つかあって、以前は夢中に聴いていた。 一般的にはベルリオーズやストラヴィンスキー等比較的モダンな作品の録音に定評があるみたいだけれど、…

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹)読書感想文

「3年ぶりの長編小説」となにかの宣伝をみて、ブログを始めたのが「1Q84」を読んだくらいだったから、あれから軽く1000日以上は経過したのだなと思った。 「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」という不可解であるけれど村上さんらしいタイ…

「冷たき手を」・・なんだこれは?

たまには脱力した文章でもいいでしょう。 ラ・ボエーム「冷たき手を」で起こった考えられないハプニングを紹介させていただきます。 半音下げることが通常の形なのか事情はわかりませんが、このままでは二人の恋は成就しないであろう。 Fabulous Boheme Acci…

つけ麺とアイスコーヒーと10枚のCDと私

黄昏の新橋は濃厚で甘めの辛口スープがよく似合う。最初は美味しいけれど、途中からくどくなってきて、最終的にはもう食べたくないと分かる。知りたければ怪しい西口通りを真っ直ぐ進むがいい。そこでは銀の薔薇が鈍色に輝く。 もうなにを出品したのか記憶も…

オペラの森「ニュルンベルクのマイスタージンガー」その2

昨日仕事を終えて春の嵐の中帰路に付いたのだけれど、途中で腰が痛くなってしまった。眠れば治ると思い込んでいたけれど、そうでもないからこれから整体の先生にアポを取ろうかと思っています。 肩こり腰痛と無縁な友人は今日もマイスタージンガーを聴くとい…

オペラの森「ニュルンベルクのマイスタージンガー」その1

東京・春・音楽祭 オペラの森2013 ワーグナー楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」演奏会形式全曲・字幕映像付 4月4日15時開演、東京文化会館 3階のR席で鑑賞。 主な配役 ザックス アラン・ヘルド ポーグナー ギュンター・グロイスベック …

チケット騒動に終止符。ミューズは微笑んだ。

裏庭に菜の花が咲いている。今日みたいな日のことを菜種梅雨といふのだな。 先日、ミラノスカラ座のE・F券先行抽選予約なるものがあり当たりっこないと思いつつ、とりあえず申し込んでみた。 ちなみにEが19,000円でFが13,000円。(狙いはリ…