2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

禁断症状

デュラス「苦悩」の観劇後CDやレコードを聴かずに過ごしております。 そろそろ禁断症状が出てくるはずなのに、音楽に限らず油断しているとあらゆる欲が停滞し食事も疎かになる程。 昨日なんか酷いもので朝食に食パン一枚で、それから何もしないまま夕方から…

今年初の舞台鑑賞。「苦悩」ドミニク・ブラン。

今年になって初めての舞台鑑賞は音楽に非ず芝居。 他人がどう感じたなんか興味も無いけれど、久しぶりにインパクトのある舞台鑑賞になりました。 大袈裟な話じゃなく人生における大きな体験だったといえる。 「苦悩」(原作マルグリット・デュラス) 演出パ…

宮越屋珈琲

宮越屋珈琲店をご存知でしょうか。 2年前の冬大雪の日、北海道の札幌郊外見上げるとスキージャンプで有名な大倉山「あんな高いところから飛ぶなんて信じられない」の下辺り、詳しい説明もできないのですが、初めて宮越屋珈琲店に入った。 自家焙煎として地元…

疲れ、モーツァルトと雨。

仕事で精力を使い果たし、恐ろしいかな目覚めたら昼過ぎだったから12時間以上寝ていた計算になる。 私だって前後のコンディションを省みず仕事に集中する場合はあって、それを充実した時間とするかどうかは考え方次第でしょうが流石にトイレに行きたくなり起…

不滅の少女

注文していた「ユリイカ 総特集 矢川澄子・不滅の少女」が届きました。 2002年に発売されたから随分前のユリイカで、当時は澁澤龍彦の最初の奥様程度の知識しかなかったのですが、澁澤さんよりも遥か昔から矢川さんの本に私は出会っていて、それは子供向けの…

凶暴な対応。

寝坊をしても問題のないオフ、呼び鈴が鳴ったので注文していた本が届いたかと思い、慌ててベッドから飛び起き玄関まで走ったら見知らぬ女性が訪ねてきていた。 なんだろうと思ったら 「貴金属がありましたら、高額査定を原則にお買いいたします。」と言う。 …

蓄音機ビクトローラ

自家焙煎珈琲の喫茶店を見つけ、しかも蓄音機がBGMというので興味から行ってきました。 内装が綺麗なので新しいお店みたいでした。 珈琲はイタリア製の高価な焙煎機で作られるそうで、いい香りが店内をつつんでいた。 楽しみの一つは、珈琲は職人の技で味…

八百長

吉田秀和先生の確か文化勲章のお祝いパーティで丸谷才一氏が、「吉田さんは相撲好きだったけれど八百長だの何のになる前にきっぱり相撲について書かなくなったから、あなたはついている。」みたいな祝辞をしたと以前本で読んだなと、今日の大阪場所中止のニ…

小澤征爾 サイトウキネンオーケストラ カーネギーホールライヴCD

奇跡だとか復活だとか世間は感情移入するけれど、感傷的になってはいけない。 余計な気持ちを排し聴く。 そして評論家みたいに音楽の細々した感想は書きたくない。 功績と力量と気迫。 明瞭な形を成して確固たる現実に根をおろす。 遂にこういう音楽が鳴って…

「兵士の物語」の衝撃

音楽好きが高じ舞台での司会、語り、朗読?演奏会でお話を要求されることがあります。それで一年前に「動物の謝肉祭」を文京シビックで、あれは自作の朗読だったのですが、魅力的なピアニストとの共演で兎に角やって良かったし貴重な経験だった。 次は別の団…