疲れ、モーツァルトと雨。

 仕事で精力を使い果たし、恐ろしいかな目覚めたら昼過ぎだったから12時間以上寝ていた計算になる。
 私だって前後のコンディションを省みず仕事に集中する場合はあって、それを充実した時間とするかどうかは考え方次第でしょうが流石にトイレに行きたくなり起きた。
 そして思い出すのはこれから怒涛の5連休が始まる事で身体は楽ではありますが、仕事は無かったら不安が背後から忍び寄るもの、それから確定申告もしなければならないと余計な事も思い出したりして、社会の手続きは実に面倒である。
 そういえば昨夜のN響アワーでは広上さん指揮の「大地の歌」だったけれど、やっぱりマーラーは苦手で不安を煽られているみたいに鳴る怖い音楽。
 人生の最後に聴くのがこれだったら最悪である。
 考えれば考えるほど恐ろしい。
 それでもあの日本人メゾソプラノの人、ごめんなさい名前が思い出せないけれど良かったな。
 楽譜も見ないで詩の世界に入り込んで、シューマン「女の愛と生涯」をやっていただきたいな思いました。
 少しあら引きにしたモカ珈琲で脳を覚醒させ、内田光子モーツァルトのCDを聴く。
 有名すぎる23番の協奏曲。
 ジェフリー・テイトが指揮している古い録音の方。
 第二楽章になった時、雨が降り出し、慌てて洗濯物をとりこみました。