2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

頭を空にする手続き

降りしきる雨を見つめ、やはり後悔したくないし、夏場に働かなかった付けが今来ていて月末でお財布が空になりそうで、そういえば数日で期限の来る住民税も払っていないと思い出したりして(この際滞納すればいいだけの話)、それでも私はアーノンクール「天…

人生の大きな体験。私はアーノンクールのロ短調ミサを聴いた!

アーノンクール指揮、ウイーンコンツェントゥス・ムジクス、アーノルト・シェーンベルク合唱団。 バッハ「ロ短調ミサ」 (26日サントリーホール)を聴いてまいりました。 まだ数日公演が残っている為、まず結論から記しますが、生涯の中で一度聴けるか聴けな…

「町の音・町の人 」田村隆一

羽田空港がリニューアルされた今日、藤沢の古書店で田村隆一を二冊買った。 「僕のピクニック」(1988)と「町の音・町の人」(1989)両方とも帯つきの初版本で525円なのだから、相場は解りませんが比較的安い買い物だったという気がします。 田村隆一さんは…

10・18(ルプー緊急帰国)

ゆったりと芯のある音楽が聴きたくなり、明日のラドゥ・ルプー演奏会に出かけるつもりでいたのですが、なんと急病の為に緊急帰国してしまった。 15日の京都公演は行われたようですが、その後に身体の具合が悪くなったらしく、何だか最近そんなのばかりで(小…

光明寺お十夜

浄土宗の大本山の一つ、鎌倉材木座の光明寺で「お十夜」があり、初夜法要、稚児礼賛舞、雅楽奉奏を見学してまいりました。開基は鎌倉幕府・北条四代の執権・北条経時公で1243年(寛元元年)の創立と伝えられている由緒のあるお寺。 出ずる日も 入る日も とも…

サロネンのキャンセル

調子が悪くて、たいしたアイデアも無くて、ブログから離れていました。 そんな中、11月のサロネンがキャンセルという衝撃的ニュース。 暫くの間はブログもコメントに対して返事も書かない事もあるかもしれませんが、お許しください。 気分がのらず、パソコン…

「たまゆら」川端康成

川端康成の短編小説「たまゆら」 複数の勾玉を糸に通して揺すると玉と玉が触れ合って小鳥の囀りのような音がする。 その音をたまゆらという。 亡くなった少女の形見分けとして三人が勾玉を一つずつ貰う。 月命日に彼らは集い再び勾玉を糸に通したまゆらを鳴…