凶暴な対応。
寝坊をしても問題のないオフ、呼び鈴が鳴ったので注文していた本が届いたかと思い、慌ててベッドから飛び起き玄関まで走ったら見知らぬ女性が訪ねてきていた。
なんだろうと思ったら
「貴金属がありましたら、高額査定を原則にお買いいたします。」と言う。
私は半分寝ぼけていたから
「事前のアポイントも無く、最初の言葉が貴金属の高額査定とは次元の低い発言だ。」と無意識のうちに言葉にしてしまい、流石にいきなりこんな事を言う人もいないだろうからその女性はびびっていた。
夕方になり、新聞の勧誘。
「読売お願いできませんか?」
「現在新聞はとっていない。だいたい私はマスコミを信用していない。」
「ビール1ケース付けますから。3ヶ月だけでいいので・・」
「天と地が引っくり返っても読売だけは必要ない。知性と教養が許さない。」
今度は電話が鳴る。
「お世話になっています。ニッセンですが。」
「お世話していない。さようなら。」このあたりからかなり凶暴な言い方になっていたように自己分析する。
私は休息したいのです。
静かな時間を身近なものにしたくて、車の音もしない場所に住んでいるのに世間は何かと煩わしい。
澁澤龍彦氏の最初の妻であり才能ある女流文士、携わった児童文学は数え切れない程。
根拠は無い。
何となくそう感じるだけですが、もしかしたらサドだってそうかもしれない。
本はまだ来ない。