魔女のボレロとバイアスロン
五輪ばかりの2月でした。
楽しめました。
選手の皆さんお疲れ様でした。
自分がおかしいのかもしれませんが、勝っているチームを応援したくなる性質を持っていて、アポステリオリ?
たぶん生まれながらじゃなく、どこかのタイミングでの学習経験が関係している気分。
例えば、カーリングの銅メダルは感動的だったけれど、女子アイスホッケーのスイスVS南北合同チームが「8対0」で、ああいうときは脳が覚醒してくる。あれは快楽でした。
写真は猫たちの注射に行ったとき、病院ロビーで犬に見つめられたシーン。
最近やたらと動物たちが近寄ってくる。先日は鳥が肩にとまりちょっと驚いた。
冬のスポーツで憧れているのはバイアスロン。
雪原を走り獲物を狙うは最も根元的な職業。全ては生きるため。
不可能に近いけれど、やってみたい競技です。
不可能に近いけれど、やってみたい競技です。
10キロで金メダルを獲得したアルント・パイファー(ドイツ)は凄い!
やはり狩猟民族が強いのか、我が農耕民族代表は84位。この格差は大きい。
音楽は前回ブログで紹介したようなものばかり聴いていますが、たまたまfrance musiqueで面白いコンサートがあったので、時には異なる世界も。
ラベック姉妹と奇妙な打楽器集団のコラボで、フィリップ・グラスから演奏会が始まる。
https://www.francemusique.fr/emissions/le-concert-du-soir/katia-marielle-labeque-jouent-le-bolero-de-ravel-a-marciac-57618
前に誰かに伝えたのかブログで書いたのか?記憶は曖昧ですが、昨年劇場でシュテンメの出待ちしていたら、何故かラベック姉が出てきて吃驚したことがありました。その日はパルジファル。クンドリーばかり考えていて、失礼ながら「姉」の容姿は魔女そのもので(最初は見間違えたのかと思った。)咄嗟に黒い帽子にホウキを持たせたくなった。会ったことはないけれど、たぶん「ヘンゼルとグレーテル」のそれみたい。それで後から判明したのは指揮者ビシュコフの奥様とのこと。だから来ていたんだ。つまり、マエストロは魔女と契約した(笑)
とにかく「ボレロ」の動画です。
この演奏、限りなくヤバイ世界に導かれます。
ぐるぐる飲み会のときに、ピアノでどこまでクレッシェンドできるか話になったのですが、そのように聴こえてくるのです。共演している打楽器の人は普段どのような生活しているのかな?クレイジーな雰囲気。曲の最後に鈴の付いた木の枝を振り回す。まるで古代の祭儀を見ているよう。人々はリズムを刻み踊る。肉食の音楽。
なんだか鬱と闘いながらお刺身とか食べている場合じゃないと気がつかされた。
マタギになろうかなと考える今日この頃。
Le Boléro
Version pour deux pianos et percussions basques
Katia Labèque, Piano
Marielle Labèque, Piano
Thierry Biscary, Percussions basques
Raphaël Seguinier, Percussions basques
Version pour deux pianos et percussions basques
Katia Labèque, Piano
Marielle Labèque, Piano
Thierry Biscary, Percussions basques
Raphaël Seguinier, Percussions basques
あとは・・8月1日のミンコフスキ指揮「ペレアスとメリザンド」買いました。
今回のチケットぴあは席が選べなくて、SSに設定しても前過ぎる4列目ばかり出てきて難儀した。
10回くらい繰り返し理想のチケット確保しました。