ミューザ川崎の手抜き工事
とむさんのブログ見てびっくり!ミューザ川崎の天井崩落。
とんでもない状況になっている。
大きく報道されていないから知らなかったけれど、内部の写真を見て驚愕した。
初めて行ったときから、狭いロビーやホールの床や壁がちゃちな印象で嫌な感じがあったが、それでも新しくて音響が良いし、何よりも家から近いのでせっかく好ましく感じてきていたのに、とんだ手抜き工事だった。
11日にホールが使用されていなかったのは不幸中の幸い?ふざけるな、そんなものじゃない、死んでいた可能性があったのだ。
昨年のウィーンフィルの時はあの瓦礫の下で「新世界から」を聴いていた。
それにあの時だって規模は少しばかり小さいけれど震度3で我々は揺れた建物の中にいた。
記憶に新しいところでは、コンセルトへボウ管、ベルリンフィルはじめ世界の名立たるオケが毎回演奏していたと覚えている。
手抜き工事なら、いつでも我々は恐怖と引き換えに高額なチケットを買い「死の近くで音楽を聴いていた」ことになる。
川崎は「音楽の町」という陳腐なコピーを宣伝文句に、彼らをそして音楽愛好家を殺そうとしていたのだ。
しかも、何処かで誰かが最悪の事態を想定していたのなら、許しがたき事態である。
これから誰かが謝罪するのだろうが、謝罪は市の関係者か設計士か清水建設か、誰でもいいけれど、言い訳は聴きたくない。
私はかなり腹を立てている。
もう、ミューザ川崎をお仕舞いにしてもらいたい。
復旧させるとか考えないでほしい。
いいかげんにしてもらいたい。
何も信じられない。
信頼回復に努力しても、どんなに頑丈に作り直したとしても、素晴しい企画があったとしても、私はもう行かない。