宇部市のキャラクター

 ニュースを見ていると様々な出来事が彼方此方で起こるから驚いてしまう。
 なでしこジャパン国民栄誉賞、松田選手の心筋梗塞、高濃度の放射線、牛肉とお米の検査、円高etc
 そんな中、非常に緩い話なので気が咎めるが「山口県宇部市のキャラクターのエコハちゃんがピカチュウに似ている」が面白いと感じていまして、あくまで個人的な感想ですが、あれはどう見てもピカチュウにしか見えない。
 パクリ疑惑と聞いただけで最初は不謹慎にも中国の話かなと思ってしまったのですが、宇部市と知りなんとも悲しい気分でいったい誰が考えたのか、それでも市は模倣を否定しているそうで、きっとその通りなのだろうから行政全体で頑張って否定し続けてもらいたい。
 カンニング竹山さんのツイートで「似てるというか、まんまじゃん。」
 こいつが芸術作品での「影響を受けた」レベルの話なら、例えばゴッホがミレーや浮世絵を模写したみたいな場合、それ自体が美しき魂の告白なのだろうけれど、地域のキャラクターなのだから実にくだらない。
 あの着ぐるみの中の人は市の集まりで子供たちに「ピカチュウだ!」と言われているはず。
 閉所や暗所が苦手な小生には考えられないが、気になるので着ぐるみのバイト代を調べてみたら拘束8時間の実働4時間で約8000円だそうである。
 私も仕事上で色々と言葉を考えたりするのですが、何処で聞かれたのか台詞を盗まれていたことがある。
 別にそれについて指摘もしないし、こちらもまた新しい言葉を考えれば良いだけの話ですから、それに最近は台詞も何も無くその場で思ったことだけを話すようにしている。
 そういえば関係ない話ですが、NHK「ディープ・ピープル」スーパー指揮者を見まして、小林研一郎さん、広上淳一さん、下野竜也さんの対談や指揮ぶり、面白い番組でした。
 指揮者3人が語る時、広上さんが最初に言葉を投げかけ2人に語らせる展開で、何となく広上さんはこういう時も指揮者なのだなと感じた。
 できればもっと大胆な発言をと期待してしまいましたが、番組的には程が良かったのかもしれません。
 久しぶりに実演でコバケンが聴きたくなりました。