明日は鎌倉花火大会

 
 昨年地震の関係で中止された鎌倉花火大会が、0時過ぎたから明日25日に行われる。
 一昨年も行ったし、近所だから観ようかと思うのですが、もの凄く混雑するから身体にはあまり良くはないと知っている。駅のスタンドに公式パンフレットが置かれていたので持って帰ってきた。
 
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 パンフレットには外来の演奏家なんかのそれと同じような方程式で、最初に市長と観光協会会長の挨拶文があって、恐らく誰も読まないようなごく普通の文章なのですが、とりあえず読んでみた。
 別に文章に感動はないし、大会名誉会長の肩書きを持つ市長さんに敬意もないけれど、ただどこまでイベントに対し本気になっているのか確認作業にはなる。
 スカラ座とかウィーン国立オペラなんか来て記念にパンフを買うと、スポンサー企業の会長・社長から始まって、確実に芸術を理解しない大臣なんかの非常につまらない挨拶文があって、数年ぶりに本棚のそれを取り出すと外務大臣河野洋平小渕恵三だったりするから、そこから時代の懐かしさが見えてきて面白い。
 今回の花火では、「鎌倉花火大会サポーターズコーナー」という新企画がありまして、ようは市民が花火を買ってメッセージ付きで打ち上げるだけの話なのですが、後援がFMヨコハマだからメッセージはラジオで聴けるのだろうか。地元のレストランや土産物屋なんかには効果的な宣伝になるかもしれないな、なんて思いながら順番に読んでいくと、本当に個人的なものもあったりする。例えばご夫婦だろう名前が書かれていて「○○生まれてきてくれてありがとう。」5号玉。二世誕生が嬉しかったのだろう。或いは「○人ずっと愛してる ○子」5号玉。濃厚なメッセージだな。「・・・結婚してください。Y」尺玉。直前で関係が破綻したらどうするのだろうと余計なことを考えたりしてしまう。恐ろしい、こんな勇気は絶対に僕には無いし、だいたい尺玉って幾らするのだろう?
 でも、少しは気持ちが解るような気がする。たぶん一瞬の輝きが美しき記憶となり人生を彩るのだ。
 そういえばFMで思い出しましたが、昨年少し喋ったときの録音を友人がCDに焼いてくれた。聴いてみれば、こんなこと喋っていたかなが素直な感想。何分もトークしたのに全く記憶がない。
 花火でサプライズな告白を受ける人たちへ。
 「当日は大変な混雑で皆が騒いでいます。どうかメッセージを聞き逃さないように。パートナーは<あなたのために>お金と人生を掛けています。」
 
 地震津波の対策や非難通路等も記されていました。(実際起こったらパニックになるだろう。)
 終了後、普段10分程度で歩ける距離は30分掛かると考えた方がいい。
 駅は入場制限が行われて簡単には帰れません。
 飲食店は満席で入れません。
 トイレは無いと思ったほうがいいです。(漏れそうだったら寺を探せ。)
 運良くホームに辿り着いてもラッシュアワー状態を覚悟してください。
 でも電車に座れる裏技をお伝えするなら、東京方面と反対の逗子まで行き(6分)リターン。確実に座れます。
 ゴミは持ち帰るようにしてください。
 小泉今日子は住んでいません。
 それから、本当に美味しいお店は「ア○マチック○国」に出てきません。