海の日

今日は海の日。我が故郷茅ヶ崎では浜降祭がおこなわれる。早朝あちこちの神社から沢山のお神輿が西浜の海岸に集まり担いだまま海の中をねり歩く勇壮な祭で、必ず国営放送ニュースで取りあげられる。僕は生まれながら地域の行事に対し極端にまでのアレルギー気質があって、当時西浜海岸まで歩いて5分で行ける生活環境に息苦しさを感じていた。なぜなら幼い時代、どこかのタイミングで「地域の行事は精神を破壊する。」と学習したような気がするから。それが正確に浜降祭なのか、盆踊りなのか、回覧板なのか記憶は曖昧だけれど、地域とはそういうものである。
急に小学6年の担任の先生を思い出した。当時独身の男性教諭。原因は忘れたが、その日先生は怒っていた。
「若かった頃は《小さな石鹸がカタカタ鳴るんだぁ》解ったか」意味不明発言。懐かしく感じてFB検索したら年金生活とだけ書かれていた。高校球児金属バットの季節のお話。