パンと冷蔵庫とコンビニとヴェローナオペラ他

 極楽寺に美味しいパン屋さんがあって、自転車に乗って山を越えて買いに行ってきた。
 気温は高いものの何となく湿度が低くなったみたいで、上り坂(急勾配)は大変だけれど下り坂は涼しく感じられて心地良く、トンボも沢山飛んでいて、秋も近いと気がつかされた。
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 上から時計回りで、ソーセージとオニオン入り、チーズパン、違う種類のチーズ入り、ベリー(強い酸味)、そしてブーメラン形はベルギーチョコレート入り。全部で1,000円位。ブラジル山口農園のコーヒーと共にちょいと贅沢なランチである。この店は僕の知る限りにおいて市内で最も美味しいパン屋さんである。
 
 ※さて、便利な話。
 午後3時頃に注文していた冷蔵庫が届いた。恥ずかしいから写真はアップしないけれど、電気消費量がお得で様々な要素を備えたシャープ製の少し大きいもの。念入りに調べたわりには意味の半分も理解できないでいるが、いわゆる「プラズマクラスター」というやつである。今年度最大の買物なのは大きさだけでなく、金額的にも相当なもんで、<特急あずさで松本に行き、サイトウキネンS席のオペラを観て、老舗ホテルに宿泊してコース料理を食べる>という、数ヶ月前の美しきイメージが毎日使用する冷蔵庫に化けたような奇妙な感覚である。
 しかしながら、この手の家電を購入することが何年もなかったものだから、世間では常識かもしれませんが、今宵僕は現代の冷蔵庫の進化に非常に驚いているのです。温度湿度の管理は勿論のこと、勝手に綺麗な氷が作られるは、ドアは右からでも左からでも開閉できるは(実はこれが不思議でさっきから同時に開けたらどうなるか?馬鹿みたいに開け閉めしている。)さすがプラズマクラスターという気分。別の言い方をするなら、昨日まで使っていた冷蔵庫がいかにボロかったかということでもある。
 最近買ったばかりの電話&ファックスもそうだけれど、数年前の液晶テレビもシャープ製で、あの時は何を買うか悩んでいたら、風変わりな友人が「吉永小百合が宣伝しているからシャープに決まっているのだ。」と意味不明な説得されてその気になったのでした。それで電気屋にパンフレットもらいにいって色々見たけれど、どれも高額だから「今後の人生はテレビを放棄しよう」と考えながら店を出た。そしたら、そこにパチンコ屋があった。普段ギャンブルに手は出さないのだけれど、どういうわけかこの時は財布の3千円が打ち止め御免状態。
 それで電気屋に戻り「これください。」指が重なった写真はお守りのようなもの。それで保存したままなのです。
 テレビが良いものなのか?そうでもないのか判断できないけれど、友人には「さすが世界の亀山工場。液晶はシャープだね。」とか電話したことは憶えている。
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 ※今度は困ったこと。
 近所の唯一のコンビニ(ミニストップ)が閉店した。無いという現実がこんなに不便だとは思わなかった。
 超田舎なのでコンビニ限ったことではなくて、もう自宅近辺に店が無いのである。夜がさらに暗くなった。
 
 ※気がつけばもう9月。スカラ座公演も近いと思いながら、ぴあとローソンチケットのHP見てみたら、東京ドームでのヴェローナ・オペラが中止になったことを知った。理由は「韓国企業によるアイーダ実行委員会の事情」とか「開催の準備が整わない」とか書かれていたが、単純に売れなかったからではないでしょうか。
 あの金額で読売曰く「3日で10万人が鑑賞」って無理があっただろうし、しかも野球場。僕は東京文化会館だったとしても売り切れないと思っていた。
 
 ※NBSの来年以降の企画が発表されていました。
 来年はローマ歌劇場。再来年はロイヤルオペラ
 2016年、ウィーン国立歌劇場が「ワルキューレ」と「薔薇の騎士」
 フォルクスオーパーが懐かしい「チャールダッシュの女王」他