過払い金

 長年使っているクレジットカードがある。
 気になっていたのはテレビでやたら宣伝している過払い金のことで、どうにもこうにも理解できないから司法書士さんに調べていただいた。そしたら過払い金があるという。たいした金額ではないのでCMの「平均80万円」なんて訳にはいかないけれど家賃分程度は返納されることになった。
 司法書士さんが「もう一つカードをお持ちでしたね?」と調査結果を見せられるも手元には無いし、一瞬思いだすことができなかったが、新国立劇場のアトレカードだということが判明した。
 思えば新国が開業したときに最先端のオペラハウス誕生に喜んで、先行予約で割引対象になるってことから申し込んだのだったが、あまりに酷い舞台ばかり観せられ数年後には年会費も納めずに放置したあの青いカード。とりあえずクレジットのそれではあるけれど、チケット購入以外の用途で使った記憶もないから、相対的に一般発売よりは安価な買物ばかりで、有利に働いているものの損をした感覚が無かった。そしたらたかが数千円だけれど過払いらしい。つまり黙ったままでいた場合、ホテルのバイキング料理代金程度の額をカード会社にネコババされていた可能性があったのです。
 話は変わるが、昨日市役所に用事があり(面倒だから内容は割愛)ある事柄について相談したら、その場で解決できそうな事案に対して「だいたい2ヶ月掛かる」と説明するもんだから「なんでそんなに時間が必要なのか!」と腹立たしさのあまり暴れそうになった。僕は別に難しい事柄を要求しているのではなく、ささやかな市民の権利を行使しようとしているだけ。
 何が言いたいかというと、今の世の中個人が感じた疑問に対して自発的にアクションを起こさなければ行政だろうが民間だろうが全く動かない現実が横行しているということ。例えば家や車等大きな買物していたり、年金制度に対しての理解や、多額の医療費を払い続けているや、税金問題等の様々な国民の都合について「個々に調べなおした方が良いですよ」と提言したい。
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 落石の恐れあり通行注意!マンホールのデザインが美しい。
 
 
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 先日他界したホグウッドの録音を聴きながら、こんなに素晴らしかったとは。気がつかずにいた自分を恥じた。
 ハイドンエマニュエル・バッハは想定内だったけれど、ブリテンなんか指揮していたとは知らなかった。
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 先日他界したブリュッヘンの録音を聴きながら、こんな演奏していたとは。気がつかずにいた自分を恥じた。
 バッハやモーツァルトは想定内だったけれど、ヨゼフ・シュトラウスなんか指揮していたとは知らなかった。
 
 ところで14日に僕は新国に行く。台風直撃の可能性大!