4月12日

 ご無沙汰しております。
 長く文字から離れていたため、キーボードを叩く速度が鈍くなっている気分です。
 今年に入り休養を決めていたけれど僕の言葉を求めてくださる人達がいて、数件のお仕事を頂だいした。
 ただ不思議なことに・・文字<言葉<聴覚<直感<想像力<言語化・・が優先され、それなりの、あるいは説明が困難な高みまで覚醒。
 勿論全てに満足はないけれど、もしかしたら今までの取り組み方に間違いがあったのでは?と考えた。(このままのスタンスに磨きをかければ、もしかして吟遊詩人。)
 そんある日、築地の料亭で喋りお仕事に出かけてきました。
 都心とは思えない静寂。会場内のスタッフはしっかりしていて、何の不自由もなかったけれど、世間一般的な予定調和が主軸になった立ち居振る舞いに、気のせいかもしれませんが行間が希薄に感じられ、僕は時に勇気を持って沈黙を貫き、伝えるべき瞬間に心のどの引き出しを開け言葉と戦うか、そして全体のバランスを観察した。
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 そうすると、毎度の事に極度の疲労がやってくる。
 それでせっかく築地まできたのだからとマグロづくし丼。
 普段人の食べている料理を見てもあまり欲は出ないのですが、料亭のそれが美味しそうだったから、仕方がありませんでした。 
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 話は変わりますが、明日早いフライトでウィーンに行ってきます。
 その間は世間との連絡関係は遮断する予定。
 今回の観劇テーマは「絶望と救罪」
 ルター宗教改革から500年が今年だとか。たまたま今度の日曜日はイースター。とはいってもウィーンはローマカトリックだけれど、以前のブログで紹介していた舞台に+2つを加えました。
 ホーフブルク宮殿のミサでモーツァルトザルツブルク時代の最後のミサ曲。
 それと17日、ブルク劇場での「オレステ」
 この日オペラハウスではべチャワの仮面舞踏会だけれど、もうヴェルディとか興味がなくて、オレステは馴染みのあるエレクトラのお話なので、ただチケットはまだ購入していません。
 現場でどうにかしようと思っています。