1・6自家焙煎珈琲店を見つけました。

 珈琲の自家焙煎店を探していたら藤沢駅の北口商店街に見つけました。
 三畳くらいの小さなお店で、焙煎の機械とレジがある程度の面積。
 珈琲職人は見た目若い。
 最近は苦味が好ましくて散々考えた結果コスタリカを200グラム、ケニアを100グラムに決めまして足取り軽く帰宅、まずはコスタリカにしようとお湯の温度から注ぎ方まで理科の実験みたいに慎重に作りました。
 これが「美味しい!」 焙煎の具合によりますが温度はあまり熱すぎないほうが良いと店主にアドバイスを受け、それが正解だったようです。
 しかしこの店主、時々目を閉じながら「あぁコスタリカ・ドカ・ピーベリー、飲み終わった時に、苦味が先にやってくる、そして仄かに香るベリーのような酸味と美しき余韻・・」等とワインのソムリエみたいに語るからかなり面白い。
 良い意味で変わり者かもしれないが、私には憧れる仕事の一つです。
 職人としての拘りが心強く、暫くはここで買ってみようと思いました。
 
 憧れで思い出しました。
 私の小学生の時の夢は「琵琶法師になり各地を行脚、最後は即身仏になることでした。」 
 中学では「ゴンドラに乗る吟遊詩人、実は密偵。」これは完全にオペラの影響。
 高校時代は「農民、実は地下で爆弾を造っている。」
 大学・社会人になってからは「ナレーターとして独立し、カンディンスキーの絵画を買い誰にも見せない。」
 今は「詩人」
 どの分野でも珈琲は不可欠。