石の来歴
仕事の合間に音楽会に行ったり散歩したりできましたが、なにかしら毎日仕事があるGWでした。
我ながらよく体力が続いたなと感心する。
15年前のドラマで、もしかしたら観ていたのかもしれませんが記憶が曖昧で、それでも共感できそうなストーリー展開、最初の方だけを観て録画するほどでもないかなと、仕事に出発してしまいましたが、所謂嫌味のない山田太一の世界が気持ちを楽にしてくれて今日はすんなり仕事ができたように感じた。
数年前に山田さんを見かけたことがありまして、銀座山野楽器クラシックCD売り場で気がついたら隣にいて、山田さんはモーツァルトの室内楽を3枚手にしていらして、やっぱりこの人はモーツァルトなのだなと感心したのだった。
それが誰の演奏するCDだったのかまでは確認していないけれど、グラモフォンの黄色いマークのある表紙だったことだけはしっかり覚えている。
ところで漸く読書しようの気分で、読みかけの「石の来歴」奥泉光著を電車の中で読み始めましたが、2ヶ月くらいほったらかしだったので、最初から読み直した。
流石芥川賞作家、研究熱心で書き込みが鋭く素晴しい文体だから読み手も刺激になる。
読む、語る、聴くが私の3原則だったと思い返し、お勤めの人は連休明けでストレスも多いことでしょうが、こちらは次の目標に向けて明日から訓練を始めてみます。