ピアティゴルスキー ドヴォルザーク協奏曲 ⑱

 dsch1963さんがスダーン&東京交響楽団を聴きに行かれた記事を読んでいたら、ミューザ川崎の修復について記されていらして、気になったのでミューザのHPを見てみました。
 当初半年の公演中止だった話が、原因究明し修復工事をして「平成24年の年末完成予定」に変更されていた。
 つまり最初の話は、「だいたい半年あればどうにかなるだろうから、10月12日のウィーンフィルに間に合えばいい。」程度の極めて適当な目算だったと感じた。
 原発と同じで国民に対して全てが「想定外」と思わせ、「国際的に高い評価を受けている音響の復元と安全性」と美しき言葉の羅列で纏めれば理解が得られると安易で幼稚な発想が川崎市なのです。
 厳しい言い方をしているし、別に共感していただかなくても構わないのは以前のブログでも書きましたが、今後の音響の復元やら安全性は勿論大切だけれど震度5程度で崩落した写真を見た現実が私にとってのミューザであり全てだから、未来の音響や安全性は最早どうでもよく、今後聴きに行くことは有り得ないということ。
 そういえば神奈川県のお茶の葉から基準値以上の放射線が検出され、一部出荷制限になったことも気になっていて、つまりどう考えても住民である私は微量だろうが放射線を浴びていることになる。
 厄介である。
 そんなことより一昨日買ってきたレコード、ピアティゴルスキーのドヴォルザークってあんなに凄いとは知らなかった。
 名盤とは聞いていて昔から気になってはいたのですが、なんだかチャンスがなくてそのままでしたが、中古レコード店で私に買われたがっている輝きを見出し手にしたのだった。
 表現が難しいから上手く言葉にできないのですが、確かな技術と存在感に圧倒され泣きそうになりました。
 今になって「合研LAB」のフォノイコライザーが素晴しい!と皆様にお伝えしたい気持ちもあります。
 とても良い買い物をした。
 レコードもコンサートもオーディオも食事も女性も?人生を変える出会いなのです。