グルヴェローバ・オペラアリアの夕べ10月9日18時開演

 秋のバイエルンオペラが果してきちんと行われるのか不安を感じておりまして、と申しますのもドイツにお住まいの人がグルヴェローバが日本行きキャンセルの意向を示したとか、関係者の半数が原発に対しての危惧を感じていて話し合いが続いている等の報告をしてくれたからなのです。
 そんな中、カウフマンが今月のメト日本公演をキャンセルしたものだから、いよいよ真実味が増した印象で、今月キャンセルした人が9月に来日するとはどうしても思えないから、「もうローエングリンは別の人でもいいや。」なんて投げやりな気分になっていた。
 しかし!10月9日サントリーホールで「グルヴェローバ・オペラアリアの夕べ」が開催されるとの情報が入り、NBSのHPを見たらプログラムまで概要が決まっているではないか。しかも凄い曲ばかり。
 ルチア「狂乱の場」・・椿姫「そはかの人か花から花へ」
 システム手帳でスケジュールを確認すると、どうしたものか「仕事が入りそうだな。」
 個人的にまずいのはこの日は日曜日で、どう考えても時期的に婚礼司会のオファーがありそうな予感。
 ちなみに前日の8日土曜日は既に仕事で終日とあるホテルに拘束されている状況。
 10日の月曜日も祝日ですが、この日は仏滅でたぶん仕事は入らないと予想。
 1週間後の16日は自分の舞台司会が決まっているから、考えようによってはラッキーなのかもしれない。
 これが別の演奏家なら平気で仕事を優先させるだろうが、「やっぱり聴きたい!」
 グルヴェローバがリサイタルをするのに行けない用事が他に存在するのだろうか?
 そんなものは無い。
 あれ、つまりグルヴェローバは日本に来ると考えていいのかな?
 少し安心した気持ち。
 しかし仕事も断り、演奏会もキャンセルになったら最悪である。
 
 冷静になり、もう一度HPを確認したら10月13日の木曜日に東京文化会館でも行われると書かれていました。
 しかし、自分の舞台の3日前に演奏会に出かける精神的ゆとりが持てるかな?
 駄目だろうな・・・