凄すぎる音楽第2弾赤軍合唱団&レニングラード・カーボーイズのカリンカ

 
 明日が休みだと思うと気分が楽になりついつい深夜になってしまう悪い癖。
 シノポリ指揮のバイロイト、リチャード・ヴァーサル主演の「タンホイザー」を観ていましたが、ウォルフガングのあまりにも普通な演出というか古臭さに逆に衝撃を受け、普通の演出ではいかにも面白味が無い。
 ヴァーサルは懐かしい人で好ましく感じていたのですが、確かメトの「マクロプロス事件」かなにかでステージ上で事故死してしまったと記憶している。
 どのような舞台だったのだろうか?
 恐らくメトのことだから大袈裟な装置や無理な演出が原因なのかもしれない。
 気の毒な事故である。
 
 今日の動画は上記のオペラとは全く関係がないのですが、この世界をどのように感受すればいいのだろうか、かなり衝撃的な舞台である。
 旧ソビエト赤軍合唱団とレニングラードカーボーイズの合同コンサートで、数々の動画には「黒い瞳」や「ボルガの舟歌」等母国の名作も含まれているのですが、・・こいつら狂っている・・としか考えられない。
 曲は「カリンカ」である。
 基本農耕民族の日本人には理解ができない世界であるが、気が付いたら夢中になって凝視してしまう。
 彼らの何がここまで突き動かすのだろうか。
 もし日本公演をするのなら私はチケットを買うだろう。
 しかし凄い国である。
 日本人よ秋刀魚等食べている場合ではない。
 戦う労働者よ煉瓦を積み、赤い旗を振れ、そして歌え踊るのだと、意味不明な意識が生まれ出てくる。