シェーファーのドキュメンタリー
関心のある演出家が数名いて、クリストフ・マルターラーもその1人。
バイロイト音楽祭のマルターラー演出「トリスタンとイゾルデ」は賛否の分かれるところでしょうが、僕は好きな舞台で、1年位前に記事にしていて書庫「ワグナー関係の話」に含まれているはずです。
あれから数回鑑賞し直していて新たな感想もあるのですが長くなるので今回はパス。
動画はパリオペラ座で2007年に上演されたマルターラー演出「椿姫」製作時に撮影されたドキュメンタリーの一部のようです。
ただ悔しいのは言葉が理解できないことで、こればかりは自分の責任なのだけれど、このままでは一生国際人になれないまま死ぬことになりそうである。
悲劇の主人公をエディト・ピアフに擬えていると理解した。
シェーファー以外の誰がピアフになれるというのだろうか。
因みにこの時のアルフレードはカウフマンが歌っていて、この役はたぶん演出家にとって誰でもいいと思っているような感じがする。
マルターラーは危険な顔立ちで、これは普通の人ではないと判断。
関係者で食事をしているシーンに、ゲイ的な男性も一緒なのですが、あれは誰?
個人主義的な志が無ければここでは生きていけないのだ。
シェーファーは街を歩いている時も、珈琲淹れてピアフの動画を観るときも、勿論舞台でも素敵です。
こういうタイプに私は弱い。
今月日本公演のチケット発売なのですが、未来の愛人なのだから「どうにかしなければ!」