ピッツァの名店と欲しいもの。

 昨夜、知人がオーナーシェフしている六本木のピッツェリアに行ってきた。
 美味しかった!
 店名は「フレイズ・フェイマス・ピッツェリア」
 普段ブログでお店の名前はあんまり出さないのですが、なんだか感動してしまい宣伝したくなった。
 サントリーホールや国立の新美術館等に行かれる時は、是非とも立ち寄っていただきたい。
 食材に対しての愛情、無駄のないシンプルな味付け、冗談抜きにこれまで食べてきた中で最も美味しいピッツァだったのですから、これは癖になりそう。
 乱暴な表現ですが、お店の情報はご自身で検索してください。
 職人の技が、あなたの胃袋を祝福するだろう。
 
 今日は自転車に乗り税務署に行ってきた。
 なんとなく国民としての義務を済ませた清々しい気分を獲得し、そのまま以前から気になっていたタイカレーのお店に行ってみた。
 グルメな友人に教えてもらったお店だけれど、なかなかチャンスがなく今回ようやく食すことができた。
 これがまた美味しかった!
 お店の名前は忘れたというか、最初から覚えようとしていないのですが、八幡宮の前を右に曲がりシャツ屋さんを過ぎ、骨董屋があって、もの凄く不味い喫茶店があって、その少し先の左側にある。
 それで思い出しましたが、骨董屋さんにベートーヴェンの胸像が売られている。
 買うべきか、買わざるべきか、それが問題。
 あのベートーヴェンを部屋に飾るとしたら、時間をかけて苦い珈琲を淹れて正座して、人生の全ての苦悩を背負うような表情でフルトヴェングラーのレコードを掛けなければならないとか、馬鹿らしいどうでもいいことを考える。
 実は欲しいものがもう一つ売られていて、それはホーローの白い洗面器で、ふちの部分だけが青い、(絵の具でいうならウルトラマリーン)ほら、昔の病院とか、きっと初めて予防注射された時にアルコールの臭いのする病室に置かれていたような雰囲気のもの。
 しかも洗面器台まで揃っているのだから素晴らしい。
 何故それが欲しいのか自分でも理解できないのですが、あれを買うとしたら遠藤周作の小説に出てきそうな、昔のサナトリウム結核の患者さんとかが使用していたパイプのベッドが必要になるだろうから厄介である。
 ちなみにニッパー犬はその店からやってきた。
 
イメージ 1