レコード7 ショーソンと抑制の気かない悲しい気持ち。

 精神的にイライラする数日を過してしまったのも、一度友だち登録をした人に対し、感覚の不一致から登録を削除してしまったことが原因である。
 最初のうちはCDをご提供してくださったり親切な人だったので気軽に友だち登録をしたのですが、あるとき帰宅してパソコンを開きメールを確認してみたら、何の連絡もないのに受信が数百件もあり、おかしなウイルスに感染したのかと動揺したら、全てがその人からのメールだった。
 五味康祐氏の本の一冊分の内容が網羅されていて、それ以外の音響に関する情報が幾つか続いていた。
 恐らく良かれと思い提供してくださった資料なのだろうが、いくら音楽好きでもものには限度があるし最初から求めていないから、極端なアクションに困ってしまった。
 音楽というよりはオーディオ的な内容が大半で、仮に読んだとしても話の半分も理解できなかったと思う。
 私は音楽が好きなのであり、機械は音楽を流す道具に過ぎないと考えている。(それでも性能の良い機械を使用し自宅でも個性的で素晴らしい音楽に接したい本能はある。)
 兎に角直ぐに「今後このような事はしないでください。」と連絡し、理解していただけたようですが、あれは何だったのだろうと不思議な気持ちである。
 今思えばどうでもいい話であるが、翌日からパソコンの立ち上がりがおかしくなってしまい、仕事上の作業に苦労し、数ヵ月後壊れてしまい最近新しい物を購入した。
 (原因は他にもあったのかもしれないが、タイミングはあの時期だった。)
 ブログには様々な個性的な人たちがいて、私だって同じような枠組みに入るのでしょうが、その多数の人たちから友情を育める人格者を見つけるのは、自分の感性を磨いて気持ちを込めて文章作成をするしかチャンスはないように感じている。
 先日もその人から記事と無関係な意味不明のコメントがあり、前後の気心の知れた音楽好きからは、オーディオの高額なブランドや機械的な話とは趣の異なるヒューマニティー溢れるコメントを幾つか頂戴していたので、完全に不意をつかれ動揺した。
 何故なら意味が理解できないのである。誰に対しての問い掛けなのか?それは私の立場を否定しているようにも感じられるし、ブランド志向の独り言にも思えるし、まして記事に対しての関連が欠落しているのである。
 その場ではそれなりに返事をしたのであるが、数時間経過したら非常に腹立たしい気分になってきた。
 誤解されたくないが、私はちょっとしたことで怒らない性格だと思っているのですが、たまたま音楽好きのブロ友が彼のコメントを読んでしまい怒ってしまった。
 自分だけならまだしも他人の心に迷惑を掛けるクオリティの文体は如何なものか。
 そこで翌日友だち登録を消した。
 でも勉強になりました。ある意味感謝しています。本当です。
 お元気で、さようなら。
 
 1つ前の「桜と食の・・」話では、ブロ友とむさんが素敵なコメントをくださった。
 このコメには言葉を超えた、つまり文字だけで表現されていない共感理解が存在していた。嬉しかった。
 
 Quontzさんからは、オーディオの専門家にもかかわらず、小生の知識の無い国語的な表現に「おもしろい」と共感いただき、本当に感謝しています。今後困った事があったら相談させていただければと真剣に思います。
 
 先日のハルコウさんのコメントは、状況判断の延長線上に未来に向けられた飛躍があった。
 そこから押し付けがない謙虚な彼の人柄が感じられる。優しい人なのです。
 
 ふじジョンさんからは絶妙なタイミングでした。
 彼との出会いがあったから、音楽の聴き方が広がったし、今回のコメントとは関係ないですが、なによりもショーソンを演奏する諏訪内晶子さんを聴ける環境が羨ましい・・ああ聴きたい。サインもらってきて欲しい。
 
 nemonemoさん、本当に感謝しています。あの件が楽しみで楽しみで、今からニヤニヤしています。
 
 loreeさん、連絡ありがとうございました。しかもお気使いいただいて嬉しかったです。
 
 
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 こんな時は音楽を聴きたくなります。
 部屋の電気を消してLEDライトでベートーヴェンにスポットを当てた。
 瞑想しながら、フルトヴェングラートリスタンとイゾルデ」のレコードである。(つまり何故かワグナーだけれど。)
 どうだ、凄いだろう。
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 そして、もはやオーディオマニアみたいだけれど、スピーカーをもう1つ製作しました。
 コゲ茶色のものが新作。テレビ用に使っていたスピーカーを改造した。シーメンスオーバルフルレンジを後面開放型で、期待していなかったけれど、どういうわけか3つの中で好みに合う音楽が流れる。
 そこで新作をレコード用にし、ステレオのCDを後の平面バッフル、モノラルCDをセンターの一発で聴き始めた。
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 ショーソンのレコード、これがまた素晴らしい。何故かプルースト「失われし時を求めて」最終シーンを思い出す。
 明日は仕事、明後日はオーチャードにシューマンのピアノ協奏曲聴いてきます。