昨日の話
日曜日に急に仕事が入り、鏡を見ながら床屋に行かなければと重い腰をあげた。
今後人前でスポットが当たることを拒否して地下生活者になるのならそのまんまで問題もないのだけれど、社会が俺を待っている。
予定は市役所に住民票を取りに行き、郵便局で荷物を送り、大船の1000円カットという展開。
住民票って300円もするんだ~その後1000円カットが1080円に値上がりしている現実。だんだん腹立たしい気分になってしまい、やたら細かい注文をカッターに依頼。初めてクシを貰った。
その先の記憶が曖昧なのだけれど、珈琲豆吉に出向いた。
「こんにちは。キャメロン・ディアスに会えましたか?」→そんなに来ていなかったかな。と思いつつ「あれは幻覚だった。或いは君の幻聴。僕の人生にキャメロンは不在だ。豆をくれ。」
思えば暫くの間てきとうに安い珈琲で心を誤魔化していたけれど、豆吉Nさんは病気のような人だとつくづく感じたのは、異常というか気持ち悪いくらいに揃ったハンドピック。奴は狂っている。
「僕はいつでも穴を掘る準備はできている。あとは君がついてくる勇気を持てるかどうかだ。」と言ってやった。
ブラジルの豆が小さい。胡椒か朝顔の種のよう。
CDの上にのせたら、その小ささ(スクリーン13)がご理解いただけるかと存じます。
味は普通のブラジル豆とは異なる。焙煎して間もないというから、3~4日程度寝かせれば香りがひらいてくると思います。
珈琲は濃くなければ意味が無い。
その後、深夜までなにをしていたのか思い出せない。
今朝起床したとき一瞬自分がどこにいるのか分からなくなったのは、玄関だったから。
ミンコフスキー聴きに行こうかな?と考え始めています。