Florian Boesch

 ウェブラジオでFlorian Boesch 読み仮名はボッシュ?ベッシュ?なるバリトン歌手のリサイタルを発見した。シューマン、Rシュトラウスシューベルトというリートの王道のようなプログラムは個人的に好きな世界。
 最初のうちは本を手にBGM程度の感覚だったのだけれど、言葉が明瞭でなかなかの美声だもんだから気がつけば夢中になって聴いていた。しかも疲労と無縁なのか最後までしっかりとした歌唱。素晴らしいと思った。
 ちょっと驚いたのはシュトラウス「万霊節」の表現で、これまで勘違いしていたのかもしけれど、不思議と清々しい気分になれたのは、哀しみが癒え死者を懐かしく想う心情はある程度の明るさが適しているのかもしれない。なにもテンポが速いだけが理由ではないような気がする。
 
 
 全然関係ない話ですが、ブロ友との飲み会で何度か利用している御茶ノ水の居酒屋に出没した。
 今回はお客様とお仕事を頂戴しているホテルの人との交流の場だったのですが、完全にプライベートが保護されているし、駅からも近いし、料理も美味しいから色々な意味で具合が良かった。
 19時に始まった宴がお開きになったのは閉店時間。最初から最後まで熱燗。
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 お刺身の盛り合わせ。
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 モツ煮込み、白子ポン酢、鶏天(でした)・・どうやら毎回同じものばかり注文している。
 今回学習したのは、東京駅23時50分発の横須賀線に乗れば帰れることが判明したこと。
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 追加の写真は鮟肝。