皇帝ティトゥスの慈悲
「歌劇“皇帝ティトゥスの慈悲”第1幕」 モーツァルト作曲
(1時間04分00秒)
「歌劇“皇帝ティトゥスの慈悲”第2幕」 モーツァルト作曲
(1時間10分10秒)
ティトゥス…(テノール)クルト・シュトライト
ヴィッテリア…(ソプラノ)カリーナ・ゴーヴァン
セスト…(メゾ・ソプラノ)ケイト・リンジー
アンニオ…(メゾ・ソプラノ)ジュリー・ブリアンヌ
セルヴィリア…(ソプラノ)ジュリー・フックス
プブリオ…(バス)ロバート・グリードウ
(合唱)アエデス合唱団
(管弦楽)ル・セルクル・ド・ラルモニ
(指揮)ジェレミー・ロレール
~シャンゼリゼ劇場で収録~
(ラジオ・フランス提供)
「交響曲 第41番 ハ長調“ジュピター”」 モーツァルト作曲
(39分23秒)
(管弦楽)ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
(指揮)ニコラウス・アーノンクール
<SONY MUSIC SICC 30170-1>
「クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581」
モーツァルト作曲
(31分50秒)
(バセット・クラリネット)エリック・ホープリチ
(演奏)18世紀オーケストラのメンバー
(指揮)フランス・ブリュッヘン
<PHILIPS PHCP-9511/2>
「ラシーヌ賛歌 作品11」 フォーレ作曲、ジョン・ラター編曲
(6分45秒)
(合唱)ケンブリッジ・シンガーズ
(管弦楽)シティ・オブ・ロンドン・シンフォニアのメンバー
(指揮)ジョン・ラター
<Collegium Records COLCD 109>
しかしティートは無事でした。つまり暗殺は失敗した。ヴィテッリアはセストにローマから逃げるように言いますが、セストは皇帝の近衛長官プブリオに逮捕される。ティートは戸惑う。「なぜ暗殺に至ったのか?」理由を聞こうとしますが、セストは「もう死にたいの」と言う。苦悩する皇帝ティート。しかし皇帝暗殺の罪は死罪にするしかありません。ヴィテッリアは、死を前にしても自分の名を口にしないセストに心を惹かれる。そして、皇妃の夢を諦めティートに自らの罪を告白。ティートは友人を救えると思うと同時に別の罪人が現れたことに悩む。そこでティートは二人とも許すことにした。人々はローマが寛大であることを知り、皇帝ティートの慈悲を讃えた。