Mark Padmore「白鳥の歌」

 Mark Padmoreの「白鳥の歌」を見つけた。
 以前、シューマンベートーヴェンをラジオで聴きながら睡魔に襲われた経験があるので、期待していたわけではないがこれはなかなか素晴らしい。(演奏会はベートーヴェンとセットになっているけれど、好きな作品でないのでそちらは聴いていない。)気のせいかもしれないけれど、どの部分を輪切りにしても緊張感と優しさの同居した詩的な表現。心地よい。やはりシューベルトは美しい。
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お写真拝借
 僕はテノール馬鹿ほどでないにしても押し出しの強い歌手が好きなので、なんとなく安定感の欠いたペーター・シュライヤーみたいな人がパッドモアだと思い込んでいた。でも、もしかして生で鑑賞したら強靭な声質なのかもしれない。確か?いつだかトッパンホールで演奏会があると記憶しているので調べてみようと考えを改めた。
 
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 ここ数日間、身体の具合が絶不調で「白鳥の歌」だけが慰めだったけれど、今朝は快適。お天気に左右されるのかな。そこで珈琲豆を煎るは小粒のイエメン。焦げる直前の、たぶんイタリアンローストで香りが開くであろう2~3日後が楽しみ。
 世間は猛暑とのことですが、我家はラッキーなことに裏山から冷たい風が降りてくる。天然のクーラー。
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