名演!「ラインの黄金」バイロイト2015
素晴らしい!吃驚しました。
Vorabend zum Bühnenfestspiel "Der Ring des Nibelungen"
Wotan - Wolfgang Koch
Wotan - Wolfgang Koch
Loge - John Daszak
Fasolt - Wilhelm Schwinghammer
Fafner - Andreas Hörl
Alberich - Albert Dohmen
Mime - Andreas Conrad
Fricka - Claudia Mahnke
Erda - Nadine Weissmann
Orchester der Bayreuther Festspiele
Leitung: Kirill Petrenko
Fasolt - Wilhelm Schwinghammer
Fafner - Andreas Hörl
Alberich - Albert Dohmen
Mime - Andreas Conrad
Fricka - Claudia Mahnke
Erda - Nadine Weissmann
Orchester der Bayreuther Festspiele
Leitung: Kirill Petrenko
聴いたばかりで興奮状態だからかな。でもこの作品でここまで意識が高揚した経験はいままでないから、ひょっとして歴史的名演なのかもしれない。
25日「トリスタン」のモヤモヤしていた脳細胞が一気に「これぞワーグナー!」と覚醒してしまった。やはりティーレマンはティーレマンでありペトレンコはペトレンコだったということ。しかしベルリンPは凄い指揮者を獲得したものである。
最初は「今年で3年目のプロダクションだし、ラインの黄金だし・・」と、適当な気分でラジオを点けたのですが、去年と一昨年ってここまで良かったかな?途中から夢中になって聴き入ってしまった。とか書きながら劇場にいたわけでもないし、僕のブログなんぞ何の権威もない。でも誰かの文章や何かでおかしな影響を受ける前にシェアしたいと思ったのです。
ペトレンコは若々しいエネルギーに溢れながらも、けっして暴走することはなく、音量やテンポ等も的確(きっと皆が歌いやすいと思う。)不思議なのは激しさの中に穏当な景色が見え隠れするところ。それでいて退廃していない。オーケストラも自信と確信に満ちたバイロイトサウンド。どうやら時代はペトレンコである。
ますますワルキューレから先が楽しみになってきましたが、唯一心配なのは歌手の存在。
本当のヘルデン出現を期待したい気分。誰かいないかな。
クールダウンはいつものサントリーP席。