アクセス解析とオランダ人と花火大会

 暑い日が続いています。少し外出するだけでうんざりする。
 うんざりといえばヤフーの新しいシステムでアクセス解析なるものがあるのだけれど、先程初めてクリックしてみたら訪問者性別の100%が男性、しかも90%以上が50代だから吃驚した。もしかしたらもの凄くつまらない文章を日々作成しているのかもしれない。(希望としては30代~40代の女性訪問を期待!)原因は最近ワーグナーばかりだからかもしれないけれど、詳しく調べてみたら意外なことに「テノール馬鹿」がきっかけで当ブログにアクセスしてくださる人が多いみたい。とは申しましても最近はヤフー以外の交流が中心だから一概にグラフはあてにならないとは思うし女性からのコメントが多いことも事実。FBでは女性友達のほうが多い。イメージ 1
 そういえば勝手に入ってくる宣伝関係は「鬱病の就職」「最大300万円まで・・」「英会話」「国内旅行」等々まったく夢がないものばかり。ブログは儚い人生を象徴するのでしょうか。
 ところでラジオでバイロイト音楽祭「さまえるオランダ人」を聴いた。
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 Holländer - Samuel Youn
 Daland - Kwangchul Youn
 Senta - Ricarda Merbeth
 Erik - Tomislav Mužek
 Mary - Christa Mayer
 Steuermann - Benjamin Bruns
 Chor und Orchester der Bayreuther Festspiele
 Leitung: Axel Kober
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 先日の読響実演の影響が大きくて、なんとなくロレールのモーツァルトや昨年アーノンクールが指揮した「マタイ受難曲」ばかり静かに聴いているここ数日だったけれど、極力リアルタイムに近い状況のライヴ配信にしなければ時代遅れの鈍い感性になってしまう不安があるのです。本来であればHDに入れたリングの続きだけれど、ロレールとキリル・ペトレンコの音楽は正反対で、例えるならばアールグレイとイタリアンエスプレッソくらいのひらきがあるもんだから、Axel Koberの「オランダ人」程度なら許容範囲かなと思ったのです。結果2人のYounとMerbethは頑張っていたけれど、これといった深い感慨もなく約2時間30分が流れていった。でももしかしたらそこそこ素晴らしいワーグナーなのかもしれない。というのも聴きながらあの変な演出をどうしても思い出してしまい、ハイネの世界観を最後まで見出せなかった邪念に由来するような気がするから。それでもバイロイトの音色には憧れます。一度は劇場に行きたいものです。
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 家人に促され茅ヶ崎の花火に出かけた。人ごみが苦手なので近所の鎌倉花火大会(今年は波が高いとかで中止でした。)以外は行っていなかったのだけれど、こっちの方が空いていて比較的心穏やかに鑑賞することができました。打ち上げ直前に海岸ではしゃいでいる童。奇跡的に植田正治のような写真。
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