11・20(メンチカツとクリームコロッケと珈琲)

 随分と寒くなってきて年のせいなのか健康的でないからか何だか解りませんが、すぐに手足が冷たくなり、それなのに汗をかいたりする。
 今日も仕事の間中冷たい手だったからゲストに握手を求められては躊躇した。
 夕方、Yホテルを出て御茶ノ水ディスクユニオンで「ゴールドベルク変奏曲三重奏版」とアイヒホルンの「ブルックナー9番」を探したんだけれど無くて、仕方ないなと駅と反対方面、駿河台の坂を下り神保町古本屋街に向かうお決まりの行動。
 八木書店・小宮山書店等少しだけ覘いたが草臥れていたから本もいいや、正確にお伝えするならさっきのレコード屋で「ぶらあぼ」12月号だけ貰った。
 キッチンジローでメンチカツとホタテクリームコロッケ盛り合わせ豚汁ライス付きで890円を注文し、一応夕食なのだろうがランチをしていなかったから揚げたての熱々メンチが身体に突き刺さるくらいに美味しく、アフターは何時もの「神田伯剌西爾」で香り高き珈琲、カウンター席でパラパラと「ぶらあぼ」眺めながら、今日も一日お疲れ様でした。ちなみにタイをはずしてもタキシードだから周りからはコイツなにものだ目線。
  年内にもう一度音楽会に行きたいなと、結局は武満メモリアルでの12月3日パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツカンマーオケ、シューマンプログラムに決めました。シンフォ二ーの「1番と4番」が聴けるのです。
 本当は4日土曜日の「2番と3番」が好みに合うのだけれど貴重なお仕事優先なのである。
 実は同じ日サントリーホールドレスデンフィル・聖十字合唱団の「マタイ受難曲」、そっちには知り合いも聴きに行く話があったから付き合いたい気持ちもありましたけれど、オールシューマンプログラムなんてあまり無いことですし、「マタイ」は時々聴くチャンスがありそうだから、そうしました。
 夜の鎌倉駅は皆お土産の鳩サブレーを持っている。あれはミルクと相性がいい。
 そういえば、ホームから見た朝の源氏山、紅葉が美しく思われた。
 知らず知らずのうちに武家の観光地も冬突入です。