舞台

ホーフブルク宮殿のミサ

4/16(日)ホーフブルク宮殿礼拝堂でのミサに立ち会うべく早い時間にホテルを出た。 敷地が大きすぎてどこに礼拝堂があるのか迷いました。 チケットは予約済みで(10€)別に音楽だけが目的ということでもないから、上の階左端の祭壇もなにも見えない席。 ち…

ウィーン国立歌劇場「メデア」4月15日

自宅を出てから24時間、くたくたになりながらHotel Kummerにチェックイン。 ミッテからUバーンで直通のノイバウガッセ駅真上にある宿は100年以上の歴史があるそうで、入口には誇らしげに☆マークが付いていたが、なぜかドアノブに「引」の文字。反対側を確認…

プラハ国立歌劇場「ノルマ」11月3日

11月3日、グルベローヴァのノルマを聴きに愛知芸術劇場まで行ってきました。 名鉄の改札で名テナー故山路氏の姉上と待ち合わせ。 数年前に引退発言をしていた歌姫がどのような心境で歌い続けているのか細かなことは知りませんが、とにかく日本までわざわざ、…

5月17日すみだトリフォニー 知人の演奏会

5月17日19時30分開演のすみだトリフォニー小ホール。 つまりグリモーに挟まれた日程で昼間大切な打ち合わせがあったため間に合うか微妙でしたが、友人の舞台だったのでどうにかしたいと思い駆けつけた。実は肉体精神共に疲労の極限でしたが素敵な演奏会でし…

エレーヌ・グリモー協奏曲の夕べ

5月19日19時開演のオーチャードホール。私のエレーヌの2日目。 この演奏会は「ヴェンゲーロフ フェスティバル2016」の1プログラムだったようです。 第4回目のフェスティバルと記されていたので毎回楽しみにしているヴェンゲーロフのファンが大勢いるのでしょ…

エレーヌ・グリモーのリサイタル

5/16をエレーヌの日と命名したい。 金土日と仕事が忙しく疲労の極限だったのですが、僕は彼女に会うため初台に向かった。 発売中の新譜「ウォーター」を見かけるたびに購入しようか悩んでいたのは、実演が聴けるのにCDなんかでおかしな先入観を持ってしまう…

ウィーン その4

前日同様に朝食抜きにして、カフェで珈琲をいただき、ご遺族と約束していた故山路芳久さんのお住まいだった元ご自宅まで地図を頼りに歩き続けること40分。山路さんの姉上からのメールでは「オペラハウスの直ぐ近くや」だったのですが、途中から「遠いよ~」…

ウィーン その3

数日間忙しくブログのことを考える余裕がありませんでした。 こんな僕でもそれなりに仕事や用事があるのです。 帰国して1週間以上経過してしまうと肝心なことを忘却したような気がしますが、とりあえず3日目(4日目か)の報告です。 行きたかったレストランに…

ウィーン その2

滞在中は山路さんの取材も兼ねていたのですが、それ以外のお話をしばらく続けたいと思います。 2日目。 お昼頃予約していたチケットを引き取りにアンデアウィーン劇場まで行った。 そのついでにマルクトを散策していたら美味しそうなシーフードを発見。 店主…

ウィーン その1

17日早めのフライトでウィーンに出かけ6日ほど滞在してきました。 現地ではそれなりに楽しい時間を過すことができたけれど、帰りの飛行機の中でパニック障害的なおかしな精神状況に陥り、何故か前列のアメリカ人と喧嘩になりCAの人に迷惑をかけてしまった。…

バレンボイム&シュターツカペレ・ベルリン 2/9演奏会

2月9日19時~サントリーホール モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595 ブルックナー:交響曲第1番 ハ短調 WAB101 リンツ稿 バレンボイム(指揮とピアノ)&シュターツカペレ・ベルリン 数日前にピアノ調律のお仕事をしている友人から「行けなくな…

2015年の演奏会ベスト3

これまでの人生で最もお休みの多かった1年が終わろうとしています。 意識してあまり仕事も入れなかったのだけれど、工夫をすればどうにか生きていられることを学習。 それでも振り返れば実り多き数ヶ月だったように思う。幾つか良い出会いもあった。 つまり…

SEIJI OZAWA FESTIVALでマーラーを聴く その2

マーラーについては少し真面目に書きたい。 誰もが5番に期待していると理解できたのはホール全体に独特の緊張感。 実演ではPヤルヴィ&hr響以来だけれど、2人の巨匠にある種の共通項を見出した。それは深刻な響きに感じられない現代的で洗練されたところ。…

SEIJI OZAWA FESTIVALでマーラーを聴く その1

今日は脱力して書きます。 水曜日の23時頃に松本にお住まいのブロ友gustavさんから「チケットが余ってしまいました。演奏会は28日つまり明後日。ご一緒にいかがでしょうか?」との連絡がありました。遠方だし急な話なので一度は辞退したものの、翌朝「やっぱ…

B.A.ツィンマーマン「ある若き詩人のためのレクイエム」日本初演 大野和士

8月23日、神奈川県某所で朝からイベントMCの仕事があり、それなりに疲労が伴う関係で躊躇していましたが聴きにいって大正解。稀有な出来事というか人生の大きな体験になりました。 18時開演のサントリーホール。場内に合計20程度のスピーカー(合計8チャンネ…

ジェレミー・ロレールの演奏会

2015年7月29日(水) 19:00 サントリーホール 指揮=ジェレミー・ローレル ヴァイオリン=ヴェロニカ・エーベルレ メンデルスゾーン:付随音楽「真夏の夜の夢」序曲 メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 メンデルスゾーン:交響曲 第4番 イ長…

音楽への誘い

忙しい土日でした。(死ぬかと思った。) 土曜日10時~13時まで神奈川県某所でイベント司会。 夜19時からはルーテル市ヶ谷で演奏会のナビゲーター。 終演後、川越の東武ホテルにチェックインしたのは23時、翌日曜日は市内の結婚式場で知人の披露宴の司会。鎌…

クリストフ・プレガルディエン&ミヒャエル・ゲース ゲーテ歌曲の夕べ

久しぶりにトッパンホールに出かけました。 直前の予定の関係で飯田橋から歩いたら排気ガスの大通りが鬱陶しく音楽を聴こうとする気持ちに若干苦労した。プレガルディエンのゲーテ歌曲の夕べ(5.15) 全席同金額の演奏会で小さなホールだからどこでもよかっ…

東京春の音楽祭「ワルキューレ」名演

東京の桜もそろそろお仕舞い。 冬のような気温と雨風で花見客もほとんどいない上野公園。 く 少し早めに出かけ精養軒でハヤシライス。 ワーグナー 楽劇「ワルキューレ」(演奏会形式) ジークムント:ロバート・ディーン・スミス ジークリンデ:ワルト…

今後の予定

この写真は3週間前。 これは昨日。菜の花が満開になっていた。 一昨々日テレビにチラリと出てしまった。恥ずかし。 若き日のグリモーのブラームスソナタを聴きながらモーニング珈琲を啜る。 ジャケットには狼の絵が描かれている。狼の保護活動をしているから…

近況。いくつかの名演。

約1ヶ月間ブログが書けない状況が続いていた。自覚がないけれど未払いが原因らしい。 色々とネタはあったのですが、あまりに時間が経過すると書く意欲もなくなるもので、今回は軽く報告程度の内容にしたいと思います。 2月26日オフ会「ぐるぐるCD交換会」男…

1月18日(日) 水戸芸術館

1月18日(日) 水戸芸術館 前日アパホテルに初めて宿泊した。清潔感があって朝食も美味しく、チェックアウト後は体調を整える意味もあって市内を軽くお散歩しながらホールに向かった。ホテルの横に謎の壁画。 ここは画廊?中は空なのにウインド内に奇妙な人形…

メサイアと演奏会ベスト3

23日、カトリック雪ノ下教会で「メサイア」を聴いてきた。 グロリア少年合唱団、グロリア男性合唱団、グロリア室内オーケストラ、指揮松村努氏他 毎年「メサイア」が演奏されているのは知っていたけれど、信者でもないし、ましてカトリック教会だから若干の…

レオ・ヌッチ リサイタル 2014年11月28日オペラシティ

昨晩オペラシティで行われたレオ・ヌッチの演奏会に出かけた。 一昨年もここで同じようなリサイタルを昨年はスカラ座「リゴレット」だったから、毎年のように聴いているのに、いつもどこか懐かしい気持ちになれる名バリトン。 実は数日前までチケットを所有…

アヴデーエワのリサイタル

人生が悲劇と喜劇に分類されるとしたらアヴデーエワは前者に所属するように思われた。 彼女にはドメスティックとは無縁な謎めいた魅力がある。 モーツァルト ピアノソナタ6番K284「デュルニッツ」 リスト/ヴェルディ 「アイーダ」から<神前の踊りと終幕の二…

Parsifal

Amfortas: Eglis silins Gurnemanz: John Tomlinson Titurel: Hasegawa Akira Parsifal: Christian Franz Klingsor: Robert Bork Kundry: Evelyn Herlitzius Conductor: Iimori Taijiro Tokyo Philharmonic Orchestra Production: Harry Kupfer 10月14日16時…

アヴデーエワ

11月にアヴデーエワが鎌倉芸術館で演奏会を行う。どうにかしたいなと思いスケジュール帳を開いてみる。 本当は川崎公演のプロコフィエフ「戦争ソナタ」が聴きたいのですが、先日ミューザ(ウィーンP)に向かう電車内で、背中の奥のほうからジリジリと毛虫が…

ウィーンフィル川崎公演と超一流について

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団演奏会 9月22日19時開演 ミューザ川崎 Rシュトラウス交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」作品30 ドヴォルザーク交響曲第8番ト長調B168作品88 指揮は若きマエストロ、グスターボ・ドゥダメル。 今回はブログ友達のKさん…

混声合唱団ラトナ第6回演奏会

混声合唱団ラトナ第6回演奏会 9月15日(祝)14時~ 北本文化センター 第一部 ≪水のいのち≫ (作曲・高田三郎 作詞・高野喜久雄) 「雨」朗読→合唱 「水たまり」朗読→合唱 「川」朗読→合唱 「海」朗読→合唱 「海よ」朗読→合唱 第一部終了後キャストの着替えの…

ルネ・コロ 7/7 さよならコンサート?

2014年 7月 7日(月)18:45開演 会場:サントリーホール 出演:ルネ・コロ(テノール)、井﨑正浩(指揮)、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、小松英典(バリト ン)、白川佳子(ソプラノ)、蔵野蘭子(ソプラノ)、城守香(アルト) ナビゲーター:…