録音もの

頂戴したCD

秘密の会で頂戴したCDを記しておきます。 奥左から、ドニゼッティ歌劇「ポリウート」全曲盤1960年ボットー指揮ミラノ・スカラ座ライヴ録音で、マリア・カラス、フランコ・コレルリ、エットーレ・バスティアニーニ。なんとまあ映画みたいなキャスティン…

ユモレスク

先日のオフ会で大量のCDを放出し大量のCDを頂戴して帰宅した。 本来は忘年会の時に「もう必要の無いCDを1枚持参しグルグル交換」なる趣旨だったのですが、僕が沢山持参したことが事の発端で、つまり何年も聴いていないCDが自室に大量にある自分の飽…

レコード8 グルダ「アリア」

aria フリードリッヒ・グルダ「アリア」 日本公演のアンコールで演奏された時のもの。 一時期ジャズを覚えようと数枚のレコードを買ったのですが、どうしても好きになれないままお仕舞いになってしまった。 そんな中時々聴きたくなるのがグルダである。(正…

レコード7 ショーソンと抑制の気かない悲しい気持ち。

精神的にイライラする数日を過してしまったのも、一度友だち登録をした人に対し、感覚の不一致から登録を削除してしまったことが原因である。 最初のうちはCDをご提供してくださったり親切な人だったので気軽に友だち登録をしたのですが、あるとき帰宅して…

レコード・6 音楽じゃないレコード、マンデリン珈琲と共に。

「N響アワー」が最終回だった。 2週にわたり名場面集みたいな放送で、凄い指揮者ばかりだから興味深かった。 Hシュタイン、マタチッチ、サヴァリッシュ、デュトワ、ブロムシュテット、最後にスヴェトラーノフは想定外だったけれど、どれもN響とは思えな…

レコード・5 アンナ・モッフォ アリア集

目覚めたら一面の銀世界、明日から3月なのにこの寒さ何時まで続くのやら。 仕事も何も無くて良かった。勤め人の皆様お疲れ様です。 新宿ディスクユニオンで数枚レコードを購入してきたばかりで、こういう日は鑑賞に適している。 中古の600円以下コーナ…

レコード・4 ソビエト社会主義共和国連邦国歌「祖国は我らのために」

夕方本屋でレコード芸術を立ち読みしてきました。 立ち読みっていいましても吉田秀和先生の記事だけなのですが、今回はフィッシャーとリヒテルのSACDについて書かれていたから、先生にしては珍しい新しい機械での鑑賞だったみたい。 内容は、数十年前に…

レコード・3 ジェームス・キング アリア集

たいしたコレクションでもありませんが、特徴的なレコードを少しずつ紹介していきたいと思います。 高額な買物はしたくてもできない生活水準なので、安いものしか所有していないけれど、レコードを購入するときって予め「あのレコードを買いに行こう。」とは…

レコード・1&2 ベーレンスとプラハ四重奏団

ちょいと写真を載せてみました。 ヒルデガルト・ベーレンスのレコードである。 〈REGENDARY RECORDINGS〉という知らないレーベルで、発見した時に躊躇したのですが、(ちなみに御茶ノ水のディスクユニオン)聴いたことがないライヴ音源のアリア集だったから…

パーヴォ・ヤルヴィがハンス・ロットをレコーディングしていた!

Orchestre de Paris - Extrait de la r辿p辿tition de la Symphonie n属1 de Hans Rott なんとパーヴォ・ヤルヴィ&パリ管弦楽団がハンス・ロットを演奏している動画である。 ついに大物指揮者によるまともなロットを聴くことができるのかなと期待して調べて…

頂だいしたCDを3枚聴きました。

親切な飲み仲間がCDをプレゼントしてくださいました。 3人から1枚ずつの合計3枚。 実情としては必要のなくなったCD交換会なので、誰かが言っていましたがエコな企画。 私は在庫処分の気分から沢山出品しましたが、今思えばなんであんなもの買ったのか…

バッハBWV147・5 私のクリスティーネ

Bach. Cantata BWV 147. 5 バッハ、カンタータ BWV147から第5曲である。 ソプラノのクリスティーネ・シェーファーの独唱、アーノンクール指揮ウィーンコンツェントゥスムジクスのライヴである。 シェーファーは最も好きな歌手。 美しい声は勿論のこと技術…

音楽喫茶とエテルナのレコード

昨日、神保町の音楽喫茶に初めて入ってみました。 ブログ仲間が最近ちらほら潜入している坂の下突き当りの苦い珈琲が好ましいあのお店。 印象としては普通のカフェのイメージなのですが、正面に大きなオーディオシステムが鎮座しておりまして、スピーカーの…

オペラ鑑賞と貧しさ

人生の分岐点だったのか、オペラに目覚めた瞬間ははっきり記憶している。 中学生時代にレコードを買うお金が無かったので、もっぱらFMばかり聴いていました。 自分の音楽に対しての好みもよくわかっていないから適当にカセットテープに録音しては夜に聴い…

ハンス・ロット交響曲第1番 名曲です。

「マーラー克服企画」を取り組み始めた時の発想なんて漠然としたもので、未完を含めた11の交響曲と名の知れた歌曲を聴けたらそれで良いと思っていましたが、どうやらそういう訳にもいかない相当に厄介な仕事みたいで、例えば複雑に絡まった糸を解くいらい…

ハンス・ロットについて

前回の記事「マーラー・吉田秀和著」に頂戴したコメントに対し作曲家ハンス・ロットについて触れました。 少しロットについて調べたので抜粋ですが紹介したいと思います。 ハンス・ロット1858年8月1日ウィーン15区の出身。 父カール・マティアスは喜劇役者。…

地デジの日に買ったレコード 21 22 23

たいしたネタも無く少しブログから離れていましたが、この数日で随分と色々なニュースが世間を騒がせている。 中国の列車事故、英国メディア王の件、ノルウェイのテロ、有名人の訃報も多々ありました。 彼方此方の書き込みを見ていると、それぞれ様々な人た…

エアコンが暖房になってしまう。 ⑳

音楽無し生活、3週間が経過しました。 漸く何か聴こうという気分になり取り出したレコードはバルトーク「中国の不思議な役人」 面白く鑑賞できましたが、なんと部屋のエアコンが何故か強烈な暖房になってしまう。 我家は3部屋ありまして居間と寝室のエアコ…

マーラー 巨人

交響曲第1番「巨人」 ピエール・ブーレーズの指揮。 何も考えずに聴き始めて、「おかしい。ロンドン響が上手すぎる・・」ディスクを取り出したらCSОと書かれていたから納得、私の間違いでシカゴ交響楽団でした。 この前に記事にしたショルティ盤の8番も…

マーラー 8番 ⑲

マーラー「千人の交響曲」ショルティ指揮シカゴ響ウィーンの合唱団(ロンドンレコードだからデッカ) とても綺麗な録音で、しかしあれは綺麗なんてもんじゃなく、実際には起こりえない緻密な音のつらなりはオーバーダビングの連続だろうから、マーラーが聴い…

ピアティゴルスキー ドヴォルザーク協奏曲 ⑱

dsch1963さんがスダーン&東京交響楽団を聴きに行かれた記事を読んでいたら、ミューザ川崎の修復について記されていらして、気になったのでミューザのHPを見てみました。 当初半年の公演中止だった話が、原因究明し修復工事をして「平成24年の年末完成予…

お夏狂乱 ⑭

オフハウス(つまりブックオフ&ハードオフ)に行ってきました。 レコードを時々チェックしに来るのですが、ジャンルもごちゃごちゃなので少しばかり厄介な作業。 それでも1枚が100円ですから気軽に5枚購入。 トスカニーニ指揮NBC響、メンデルスゾー…

中古レコード3枚で1,200円。 ⑪⑫⑬

仕事に向う時大きな余震がありまして、私は東京駅の中央線ホームで出発前の電車の中でしたが、周りの人々が一斉にホームに飛び出し、しかし皆何もできずグラグラ揺れる看板をただ見つめていた。 あの巨大な駅の一番高い場所だから地上より揺れは大きかったみ…

疲れ、モーツァルトと雨。

仕事で精力を使い果たし、恐ろしいかな目覚めたら昼過ぎだったから12時間以上寝ていた計算になる。 私だって前後のコンディションを省みず仕事に集中する場合はあって、それを充実した時間とするかどうかは考え方次第でしょうが流石にトイレに行きたくなり起…

小澤征爾 サイトウキネンオーケストラ カーネギーホールライヴCD

奇跡だとか復活だとか世間は感情移入するけれど、感傷的になってはいけない。 余計な気持ちを排し聴く。 そして評論家みたいに音楽の細々した感想は書きたくない。 功績と力量と気迫。 明瞭な形を成して確固たる現実に根をおろす。 遂にこういう音楽が鳴って…

ヤルヴィのCD「シューマン1番3番」

ヤルヴィ指揮ドイツカンマーのCD、シューマン交響曲1・3番。 久しぶりに購入した新譜2,940円少々高い買い物だったけれど、色々と考えさせられました。 タワーレコードではつい先日まで「このディスクで演奏会の予習をしましょう。」なんて宣伝文句が書かれて…

シトコヴェツキー編曲。あぁCDを間違えて購入

バッハ「ゴールドベルク変奏曲」シトコヴェツキー編曲の三重奏版が欲しくなりまして、タワーレコードで買ってきました。本来であれば編曲者自ら演奏しているものを入手すべきだったのでしょうが、Amati String Trioの新譜にしたのは650円と随分安かったから…

ブルックナー9番終楽章

アーノンクール指揮ウィーンフィルのCDブルックナー9番、随分前から気になっていましたが中古で安い輸入盤を見つけ買いました。 先日サントリーホールで実演に接したウェルザー=メスト指揮の同オーケストラのクールな表現が悩みの原因で、ここ数日間あれこ…

ロ短調ミサ ⑩

バッハ「ロ短調ミサ」をながし続け、時間を追うごとにその美しさに魅せられてゆく。 自分のコンディションに関係なく受け入れてくれる神聖な世界に耳を傾けながら、今まで随分と色々な音楽を聴いてきたけれど、もしかしたらこれこそ求めていた世界と思うのも…

お月見

学生時代FMで録音したシューマンのカセットテープがデッキの中で絡まり遂に寿命。 A面にルプーの「ピアノ協奏曲」、B面にシフの「アラベスク」と「フモレスケ」が入っていて、特別な思い出と重なっているわけではないけれど、いざ聴けなくなると寂しいもので…